【関連資料】 汚濁防止フェンス

汚濁水拡散防止フェンス(枠)

汚濁水拡散防止フェンス(枠)

概要

海、湖は近年多方面の利用が盛んになりその環境浄化が強く求められています。防波堤を設置する場合、基礎の捨石を投入し、その石をならしてその上にケーソンを据え付けて上部工を施し防波堤を作リ、その基礎となる捨石投入の際の濁りを拡散防止するために使用します。

特長

  • 汚濁粒子は防止膜が濾過し清澄水を透過する。
  • 汚濁粒子がフェンスの内側で長時間滞留するので沈降が促進される。
  • フェンスが水面付近の流れに抵抗を与え、水流をフェンスの下部に押し下げるため沈降が促進される。
  • フェンス内の汚濁粒子の濃度が高くなり、汚濁粒子の凝集沈降が早くなる。

使用例

日本海側では珍しく、平成元年よりこの汚濁防止枠を使用し、環境を守っています。
写真は島根県浜田漁港沖の使用状況であり、現在も設置されています。

*島根県浜田漁港沖の使用状況
島根県浜田漁港沖の使用状況